アイルランドのスタバ店員さん

アイルランドに滞在していた教育学部の大学生です。

〜第五章〜 アイルランドの大マグロ(続編)

 

続き

 

そして

 

メロスは

(自分のことメロス言うなて)

 

トイレに逃げ込みました。

 

そして、用を足しました。

(用を足す余裕があるタイプのメロス)

 

その用を足しながら

 

今後のことについて

 

深く深く

 

考えました。

 

このまま、静かに帰ってしまおうか。

 

それとも、大きな音を立てて

 

帰ってしまおうか。

(とにかく帰りたかったんです。)

 

しかし、

 

その「帰る」という選択は

 

メロスに例えると

 

友を見捨てて

 

自分だけ生きようとする

 

醜い道。

 

ましてや、

 

実写版メロスにとって

 

今日という日は

 

トト君(アルゼンチン人の親友)が

 

国に帰ってしまう前に

 

会える最後の日。

 

そんな中

 

 「静かに帰ってしまうわけにはいかない。」

 

メロスは決心しました。

 

もう一度

 

あのステージへ

 

あの表舞台へと

 

一歩を踏み出すことを。

 

しかし、

 

まさしくアポロ11号

 

ニールアームストロング氏が

 

月面に人類初の一歩を踏みだしたように

 

僕も一歩を踏み出したそうとした

 

 

その時、、、

 

 

 

 

 

思わぬ伏兵登場

 

 

 

 

 

 

それは、

 

大マグロでもなく

 

コバンザメでもなく

 

一番、

 

筆者がこの状況を見られたくなかった

 

少し見知った顔の

 

日本人女子大生の集団でした。

 

彼女たちは日本語話すことができる。

チンパンジーじゃないから)

 

それは、つまり

 

後々なにか有事のことが起こってしまった際

 

その情報をアイルランド在住

 

日本人女子大生界隈で広めることができるのです。

 

 

「あ、マグロの彼女だ。」

 

「あ、マグロ漁師だ。」

 

「一本釣り、うまいですねぇ。」

 

「よっ、遠洋マグロ漁業

 はるばるお疲れさんです。」

 

 

こんな会話がアイルランド

 

聞かれるように

 

なったら

 

たまったもんじゃありません。

 

 

なおかつ

 

僕のスタバでは

 

毎週、日本人ミートアップが開催されており

 

かなりの日本人の方々に

 

僕の顔は知られているのです。

 

その中で

 

このようなことを言われてしまうと

 

僕の本業である

 

乙姫様や可愛いカクレクマノミクリオネといった

 

そうそうたる面々を狙った

 

僕の漁業にも

(その漁業やめとけ)

 

悪影響が及ぼされてしまいます。

 

また、その女子大生の中には

 

僕の友達と同じ大学の子もいるので

 

日本帰国時にも

 

気が気ではありません。

 

そこで、

 

 

その女子大生たちに

 

 

「いや~、女子が怖くてトイレに行ってたんだよね。」

 

 

なんて、言うわけもなく

 

 

「あ~、酔っぱらっちまったなぁ」

(これはこれでダサいぞ、気づけ自分)

 

 

 

と、言おうとした

 

そのとき

 

 

僕の口からは

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「たすけてくれ。」

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え、

 

 

え、

 

 

うそ。

 

 

やめて。

 

 

そうです。

 

これで

 

僕は、

 

晴れて、ゴールデンボンバーの仲間入りです。

(女々しくて、女々しくて、辛いよぉ~♪)

(望むのは、「樽美酒 研二」 の立ち位置)

 

その後、

 

僕は

 

嵐が立ち去る

 

いえ、言い間違えました。

 

マグロが回遊を始めるのを

(自分のグループの輪から離れる)

 

待つため

 

小一時間

 

クラブのほかのスペースで時間をつぶしました。

 

そして、

 

様子を見て

 

僕が、もう一度

 

輪に合流した瞬間、、、

 

 

 

忘れていました。

 

マグロは泳ぐことを止めると

 

死んでしまう生き物である

 

ということを、、、

 

 

 

 

~第六章~へ続く

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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