十八章 アイルランドからの帰国後 フグ調理師免許をとるの巻②
また、このブログ見に来たん?
あんたも暇人やなぁ。
(読者にいきなりそんなこと言うたらあかん。)
(少ないファンで成り立っているブログやのに。)
ちなみに、みなさん
猫派ですか?犬派ですか?
それともタカ派ですか?
では、この前のお話を続けていきましょう。
(ごめんなさい。あまり空気とか読めないタイプです。)
(どちらかというと空気は吸うタイプです。)
(人間、みんな吸うタイプやな)
それでは、本編スタート
↓
アイルランドから帰国し、少しの好奇心から
フグの調理師免許を取ろうとした私。
試験の予約からかなり手こずり
(ただの大学生やからな。お前は。)
(普通は料亭の人・漁師の人がとるもんやからな)
なんとか試験に辿り着いた私。
そして、迎えた試験当日。
流れとしては
受付
↓
フグに関する知識の講習
↓
確認テスト
↓
実技
↓
合格
ここで、問題なのは
みんな受付の段階であたりを見合わすわけですよね。
そして、早速、私は明らかに冷ややかな目線を受けました。
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(私の頭の中から想像した受験者たちの声)
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(ヒソヒソ、あいつ絶対、大学生やろ。)
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(ヒソヒソ、あんなガキがくるなよ。)
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(ヒソヒソ、あいつの背負っているリュックでかない?)
だれや、僕のリュックの大きさバカにしたやつ。
聞こえてるからな。
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(私からみた受験生たち)
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(ヒソヒソ、ミンナ、カオ、イカツクナイ?)
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(ヒソヒソ、体つきプロレスラーやん)
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(ヒソヒソ、フグ食いすぎたんやな)
(シンプルな悪口やめとけ。)
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本当に、いかつい漁師と料亭の女将のような人が集まっていました。
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そして、私はこのときこう思いました。
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さっ、帰ろっ!
(諦めは人一倍早いタイプです。)
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すると、係の人が私のすぐ近くでこう言いました。
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『では、教室の方に移動しますよ~.』
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逃走失敗です。
(そんな近くで言うんズルない?)
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なすすべなく、
教室につれていかれ、講習が始まりました。
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フグの種類は○○で
フグの毒がある部位は○○で、、、
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みなさんはもう知っているのか
ペンも持たずにのんびりと聞いています。
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私は、ペンだけでなく定規ももって
万全の態勢で講義を受けていました。
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こういうブログを書いてはいるものの
根がとても真面目なので
あまり授業で寝たりはしません。
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そして、講義がおわり
最後に講師の方が
このように言いました。
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『今からテストするからな~』
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その時、私は思いました。
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私だけ全く知識のない大学生。
周りのみんなは漁師or料亭の女将、、、
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これは
参加している子役のオーディションに挑戦するのと
同じ難しさです。
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しかし、テストは待ってくれません。
よーい、開始。
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始まりました。
僕の頭の中では
運動会のかけっこで流れる曲
『天国と地獄』が駆けまわっています。
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たーた、たららら、たーたーたたたた~♪
(あれ、)
たーた、たららら、たーたーたたたた~♪
(意外と)
たーた、たららら、たーたーたたたた~♪
(問題、簡単じゃね?)
たーた、たららら、たーたーたたたた~♪
(これ、いけるわ。)
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~試験終了~
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なぜか少しの手応えをもって、テストを終えることができました。
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そして、講師がここで
答案を集め、答え合わせを始めました。
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10分後
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講師)成績良いやつの名前呼ぶぞ~
一同)えっ、そういう制度??
私)僕、関係ないや。
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講師)え~と、点数良かったのは、、、、
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『(筆者)さん。』
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えっ?
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は???
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うそ。。。。
(僕、天才やん。)
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周りの漁師たちも一斉に僕の方を振り向き
フシギな顔をしています。
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そして、視線の先には、、、
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ドヤ顔の私(笑)
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まぁ、調子に乗ったもんですよ。
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世界の中心になった気分でした。
(これで、愛を叫べば、私は大沢たかおですよ。。)
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まぁ、ここで変な目立ち方をしてしまった私。
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これが発端となり
ものすごく恥ずかしい思いをすることになるんですよね。
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まぁ、その話は次回
ゆっくりお話ししましょう。
ということで、本日はここまで。。。
いつも見て下さってありがとうございます。
みなさんがどんな顔をして
読んでいるのかは全くわかりませんし、
興味もないのですが
(興味はもて)
楽しんでくれているなら嬉しいです。
もし、楽しんでくれていないのであれば
こちら側は何の変化も起こしません。
そちらの受け取り方を変えてください。
(おい、書く側が努力しろ。)
ということで
さようなら~