十九章 アイルランドからの帰国後 フグ調理師免許をとるの巻③ ラスト
みなさんお疲れさまです。
(とは、いったものの)
(疲れていないからこのブログみてるんちゃうの?)
(と思ったことはしっかりと言葉にしておきます)
まぁ、最近どうですか?
(いま、顔も名前も知らない人から)
(どうですか?と言われる恐怖にさいなまれているでしょう)
私は元気です。
都会の喧騒を離れて、自然に囲まれ、豊かな生活を送っています。
(おるよね。こういう人。)
(年賀状とかでこういう書き出しする人)
去年はお会いすることが叶いませんでしたが
今年はお会いすることが出来ればいいですね。
(絶対、会う気ないのに)
(こんな感じで書いて来るよな)
まぁ、とはいえ、本編のスタートです。
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フグの調理師免許を大学生ながら取りに来た筆者。
そして
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なぜか筆記テストのようなもので
周りの漁師・料亭の方を抑えて
優秀な成績を収めた
筆者。
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(いわゆる天才です)
そして、次はいよいよフグを捌く
『実技』です。
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しかし
そのまえに
皆さんでこの言葉を言いましょう!
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せーの!!!!!
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『筆者、天才!!!!!!』
(申し訳ございません。)
(この瞬間、日本に新たな宗教が誕生しました)
(まずは、信者のみなさん)
(月の石を一緒に売りにいきましょう)
(やり口が古い)
(あ、その次は、壺を売る予定です)
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というのは、さておき
フグを捌く実技試験なのですが
少し筆記テストで目立ってしまったため
なにやら周りの目線がきになる筆者。
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(フグの貴公子とか周りから呼ばれてないかな。大丈夫かな)
(フグの王子様~って、そんなそんな。)
(フグの王子様は悪口やな、きづけ自分。)
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そして、始まったフグ捌き試験。(実技)
まずは、講師?のかたに見本を見せてもらい、それぞれの席に戻り、目の前にある大きめのフグを捌いていきます。
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やはり周りはみんな漁師or料亭の人というだけあって
フグを目の前にすると目の色が変わりました。
(はじめは黒色だったのに)
(途中から虹色やら金色やらに、、、)
(ごめんなさい、嘘つきました)
(最近、ジャンプの漫画を読みすぎた影響がここに出てきました)
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そして、講師の方と同じくらい、いや上回るくらいの速さで捌いていきました。
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そんななかで筆者が驚いたのはみんなの「包丁」の取り出し方。
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料亭の方は、高そうな黒塗り木箱からわざわざ見せつけるように
漁師の方は、切っ先の光を見せるためにわざと蛍光灯の光にあてるために高々と掲げて
(筆者が勝手にそう思っただけやろうな。)
取り出していきました。
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並みの大学生では、そんなシーンを見せつけられるだけで足がすくんで
緊張で捌くことが出来なくなるかもしれません。
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しかし、筆者は違います。
そんじょそこらのイキり大学生とは一線を画すほどの経験
(海外で化けものに追いかけまわされるなど)
さらに、今回に限っては僕自身も包丁には自信を持っていました。
~テスト前、家に出るときの会話~
母:「うちで一番良い包丁カバンにいれとくわ~」
筆者:「ありがと~」
つまり、筆者のカバンには家で一番の包丁が入っているわけです。
そして、さっそうと取り出して捌き始めようと思った
その時、、、
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僕の包丁は、、、、
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キッチンペーパーに包まれてカバンに入っていました。
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(おいおい、周りは木箱から取り出してるんやぞ)
(我が家で1番の包丁、つまり家宝はキッチンペーパーか?)
(まぁ、いい)
(大事なのはキッチンペーパーに包まれている本体や)
(一気にキッチンペーパーを取ってみるか)
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おりゃ!!
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(キッチンペーパーを取った音)
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筆者は驚きました。
いや、筆者だけでなく周りの漁師・料亭の方も驚いていました。
そして、誰もが同じことを思いました。
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「柄ながっ、本体みじかっ!!!!!」
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その後、筆者は筆記テストで大きくなった背中を
小さく丸めて黙々とフグを捌き実技試験を終えました。
ちなみに捌き終わるのにかかった時間は、参加者の中で最も遅かったそうです、、、
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~フグの調理師免許を取るの巻 完~
久々の投稿なのに見ていただき、ありがとうございました。
ようやく就職活動が終わり、空いている時間が出来たので書かせていただきました。
もっと書きたいことがあるので、加筆・修正するかもしれません。
コメントしてもらえるともっと書こうかなと思うタイプです。