二十章 初めて海外留学に行った時の小話
人気ブロガーの筆者。
(自ら名乗っていけば、こいつ人気なんやなって刷り込まれていくはずや)
(パブロフの犬みたいな感じでやってけばいいねん。)
(パブロフの犬って何か知らんけど)
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最近、小説を新人賞に出してやろうと思っているため
更新が遅くなっております。
(これは、本当です。)
(先ほどの人気ブロガーが嘘です。)
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まぁ、そんなことより本編を始めますか。
※今回は、第一人称を「僕」で進めませてもらいます。
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あれは僕が18、いや20
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ん?
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21の時か?
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(しょっぱなから躓いたら話入ってこやんねん。)
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そう、あれは僕が19歳のころ
ふと思ったんですね。
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「日本って小さいなぁ」
と。
(将来、日本背負えるぞ、自分。)
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そうして、さっそうと世界地図を取り出し
(何で家に世界地図あんねん。)
ログポースをたどっていく中で
(いや、ワンピースの世界観。)
(ワンピースを見ていない読者のかた、すみません。)
面積が大きく見えたカナダに短期留学を行うことを決めました。
(いや単純で逆に可愛い。)
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その後、決めたはいいが
どのように語学学校やらなんやらを選べばいいか分からなくなった僕は
エージェントを見つけて、ほとんどの段取りを行ってもらいました。
(※あんまり留学エージェント使わんほうがいいよ。)
(※手数料高いから。)
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しかし、そのなかで唯一自分でやらなければいけなかったことが
【飛行機のチケット】を取るということ。
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当時、ほんの少しまともだった僕は
航空会社は国名がついている方が墜落しないという謎の理論で
JALやANAには目をくれず、「エアカナダ」という航空会社のチケットを取りました。
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~そして、時は経ち~
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いざ、出発の日となると
弱冠19の僕は緊張で朝からお腹をくだしていました。
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その際、どれくらい緊張していたかというと、、、
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「友達と入ったカラオケで1番目に歌わされる」時くらい。
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(音痴にとってはこの瞬間が1番緊張するもんな)
(音痴にしか分からん世界やからな。)
(ウケるウケへん以前に音痴にだけわかってもらえればいいもんやから)
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そして、その緊張のまま空港に向かい、
荷物を預け、
搭乗口に向かい、
いざエアカナダという飛行機に乗り込もうとした瞬間、、、
僕は驚きました。
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「エアカナダのCAさん全員カナダ人やん。」
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日本にいながらアウェーやん。
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その瞬間、僕の緊張は爆発しました。
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どう爆発したかというと
飛行機乗りこむドアの目の前で立ち止まってしまったのです。
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えらい、静かな爆発やな。
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ただ、立ち止まった要因は外国人ばかりの環境に驚いただけではありません。
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もう少し、説明すると
普通、飛行機に乗り込む際にはCAさんが3人ほど笑顔で待ち受けてくれているのですが
今回の飛行機の場合
その3人のうちの1人が、、、、
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とにかくデカすぎる。(女性の方だが)
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そして、出迎えの笑顔も怖かった。
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だから、僕は静かに立ち止まった。
(園児か?僕は?)
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しかし、その大きめのCAさんはとにかく優しかった。
立ち止まった僕に気づいた瞬間
すぐさまこちらに向かって歩き出し
その後、大きな体で僕にハグをしながら
耳元で静かに囁いた。
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「ボウヤ、タシカニヒトリハ、コワイワヨネ」
「デモ、ワタシガツイテルカラ、ダイジョブ」
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その後、フライト中には
まるで本物のお母さんのように
逐一、僕のところに来ては
「ダイジョウブ?」
と声をかけてくれた。
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その温かさに触れた僕は
次第に海外に一人で行くという怖さはなくなり
その後の短期留学を楽しい思い出で溢れさせながら
過ごすことが出来た。
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それは、全ての彼女とおかげといっても過言ではない。
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ただ、彼女に1つ言いたいことは
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フライト中にサービスをしてくれるのは
とてもありがたいが
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ドリンクの機内サービスのときに
他の人には
「コーヒーにしますか、紅茶にしますか、それともジュースですか?」
と聞くのに対して
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僕だけ有無を言わさず、オレンジジュースにするのはやめてほしい。
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(多分、童顔で子供に見えたのだろう)
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あと、サービスでドリンクをみんなの倍ほど毎回入れてくれたのだが
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コップの表面張力ぎりぎりでいれてくるのも
やめてほしかった。
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飛行機の揺れでこぼれまくったのよ。
言えんかったけど。
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でも、ありがとう。
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以上で、初めて海外留学に行った時の話を終わります。(完)
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更新頻度も低いのに見てくれてありがとうございます。
これが目に留まっていつか小説デビューでもできたらなぁ。
と思う、今日この頃です。
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(目にとまるわけないのよ。)
(多分とまるのはハエくらいよ、このレベルじゃ)
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まぁ、とにかく読んでくれてありがと!!
次も読めよ!!
(急な命令口調やめろ)
(ファン減るぞ)