アイルランドのスタバ店員さん

アイルランドに滞在していた教育学部の大学生です。

~第三章~ アイルランドの大マグロ(続編)

続き

 

マグロ級に大きな女の子からのウィンクを受け

(イメージはマツコ・デラックス+金髪

   +ライザップの体験レッスンを受けたような方)

 

そして、脳内では、

 

ベートーヴェンの『運命』が走りまわるなか

 

辻の頭には、

 

ふと、この言葉が出てきました。

 

「選ばれたのは辻でした。」

 

にごりも旨みも

 

一切持っていなくても選ばれる時代

 

伊藤園の社長でも予想できなかったでしょう。

 

 

しかし、いくらロックオンされたかといって

 

今まで、そこそこモテてきた筆者にとっては

 

 

おちゃのこさいさい

 

と、

 

しかし、今回だけは

 

両手をバンザイ

 

でした。

 

しかし、誰が予測できたでしょう

 

彼女が、見た目通りの

 

猪突猛進型、マグロスタイルで

(失礼の二段重ねはやめとけ)

 

僕の懐に攻め込んでくるとは。

 

牛をひらりとかわす

 

赤マントも持っていない僕は

 

あっという間に、両手を握られ

 

あろうことか、

 

みんなが見ている輪の中心へ引っ張られました。

 

そして、そこで南米特有の

 

腰をくねらせ、

 

男性が女性をリードするダンスを披露することに

 

と、ここで

 

幸か不幸か、

 

僕は、女性をリードするダンスの仕方を

 

知りませんでした。

 

そこで、一応

 

僕は、彼女にこう訪ねました。

 

「僕、ダンスの仕方知らないよ。」

 

すると、

 

彼女は、こう答えてくれました。

.

.

.

「私も知らないよ....」

.

.

.

.

.

.

.

.

「なんでやねん」

.

.

.

初めてでした。

 

切符すら買っていない電車に乗せられ

 

見切り発車されたのは。

 

 

しかし、この後

 

物語はさらなる展開を

 

迎えることになるのでした。

 

 

~第四章~ へ続く

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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