アイルランドのスタバ店員さん

アイルランドに滞在していた教育学部の大学生です。

~第十三章~ スターバックス面接(前編)

 

 

 

あー、青い空だな~

(おや、始まり方がいつもと違うな?)

 

 

今日は面接か~

(おやおや)

 

 

英語しゃべられへんな~

(おやおやおや)

 

 

どないしよ~

 

 

ま、とりあえず

 

やってみっか。

 

 

 

「こんにちは~」

 

 

バタンッ。。。

 

 

 

時は

 

2019年9月

(いや、最近かい)

 

筆者が

 

アイルランドのワーキングホリディにて

 

職探しを始めたのであった。

宮本武蔵の生涯を語るんか?) 

 

 

ここ、

 

アイルランドでは

 

本当に職を見つけるのが

 

難しい。

(じゃあ、なんで、アイルランド選んだねん) 

 

 

ましてや、

 

英語が全く喋れない

 

アジア人にとっては。

(皆、結局アジアンレストランで働くことになる)

 

 

 

そんな中

 

筆者は

 

職探しを

 

始めようと

 

決心した。

 

 

その初日

 

たまたま

 

面接の練習のためと思い

 

一つのスターバックスコーヒーに

 

 

動画を送った。

 

(スタバはアプリを用い、30秒自己PR動画を送り

 その動画が店長に気に入られれば

 店長から面接の連絡が来る)

 

 

 

すると、

 

まさかの

 

その日のうちに

 

連絡が来て

 

逆に

 

焦る辻。

(心構えをしていなかった。)

 

 

 

 

友達は30か所

 

カフェに応募しても

 

連絡がこないって

 

言ってたのに。

.

.

.

.

.

.

すぐ来るやん。

 

入れ食いやん。

 

余裕やん。

 

さすが辻。

(反感買うからやめろ、ほんまに)

.

.

.

.

そして、

 

早速

 

店長(リンジー)から

 

面接の日程を決めるため

 

 

今から

 

電話するね。

 

 

と。

.

.

.

.

英語喋られへんの

 

バレるから

 

かけてくんな。

(そんな、心構えのやつが応募するな)

 

 

 

後で

 

Google翻訳使える

 

メールでお願いします。

 

と。

(内心) 

 

 

 

 

 

プルルルル♪ プルルルル♪

ガラケー を未だに使っとるんか)

 

 

 

かかってきたぁぁぁぁ

(興奮の仕方、ゴリラか)

 

 

 

 

まず、

 

迷ったのは

 

出るか、出ないか。

(出てくれ、頼むから)

.

.

.

.

.

.

ガチャ♪

(出るんかいっ)

.

.

.

.

.

.

「もしもし、辻と申しますぅ~~」

(おばあちゃんのような入り方)

 

 

「Hi ! I'm LIndsy from starbucks coffee ...」

(英語やめろ)

 

 

「あ、はぁ。こんにちは~」

(いや、お前が応募したんやぞ)

 

 

「早速なんやけど、面接のことで

 日時決めたいんやけど」

(ほんまに早速やで、あんた。)

 

 

「いつならいけんの?」

(ド直球)

 

 

「あ、自分いつでも行かせていただきますよ。」

 (アルバイトの鏡か)

 

 

「あ、じゃあ、明後日の15時から来てくれる?」

 

 

「はやっ、あっ、はい。」

(妥当な時間やぞ)

 

 

「ほな、またそこでよろしく」

(もっと喋りましょうよ) 

 

 

「あ、よろしくお願いします。」

 

 

 

ガチャ。

 

 

終始、相手にペースを握られる展開。

(ブラジル代表と試合しとるんか)

 

 

 

そして、

 

 

次の日

 

 

午前11時

 

 

「あ~、明日面接か~。」

 

「なんかやった方がいいんかな~」

 

「英語喋られへんからな~」

 

「あ、笑顔の練習でもしとくか」

 

「どっかの歌手も世界の共通言語は《笑顔》や言うてたしな~」

 

 

そう思い立って

 

部屋の鏡に向かって

 

笑顔の練習を始めるチンパンジー

(おい、自分のことパン君と間違えんな)

 

 

 

すると

 

 

プルルルル♪ プルルルル♪

(誰だ?連絡を取ってる A子ちゃんか?)

 

 

ガチャ。

 

 

 

「Hi,LIndsy from starbucks !」

(お前かいっ)

 

 

「あ、こんにちは~、今日はどうされました~」

(おどおどするな)

 

 

「面接なんやけど、今日これから来れない?」

(海外やな、おい)

 

 

「あ、それなら15時から行かせていただきます。」

(日本人やな、おい)

 

 

「んじゃ、また。」

 

 

 

ガチャ。

 

 

おいおいおい。

 

やっちまった。

 

心の準備も

 

体の準備も

 (それはいらん。)

 

できてへんぞ。

 

 

 

こうして、

 

 いきなり面接に行く羽目に

 

 

あー青い空だな~

 

英語喋られへんな~ 

 

今から

 

面接どうしよ~

 

何とかなるか~。

 

 

 

ドアを

 

コンコン。

 

 

 

「あ、辻と申します~。」

 

 

 

バタンッ。。。

 

 

~第十四章~ 英語が喋れない人の面接は面白い に続く

 

 最後までお読みいただき

本当にありがとうございました。

 

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